Daynimはバンコクを拠点とするバンドで、作詞作曲を手掛け
インディペンデントなアーティストとしてタイの音楽業界で2019年にデビュー。
現在、彼らは混沌とした情勢だとしても、
西洋のポップ・カルチャー:RnB、Hip-hop、ソウル・ミュージックを通して
東南アジアの文化を伝えるのが使命ということが、お互いの共通認識だった。
過去2年間。9曲のオリジナル曲を発表し、
Quicksand bedの「Mr. Round and Round」、SirBastienの「Home With You」などがある。
メンバーであるPleng(Vocal)、Soe(Guitar)、Get(Bass)、Kan(Drums)が
同じ大学に進学したことから、その旅は始まった。
他の大学生と同じように、大学生活は将来をともに歩む仲間を得られる貴重な機会だった。
そのため、卒業後、彼らはDaynimを結成し、優先順位の高いもののひとつに据えた。
音楽活動の初期において、幸運だったのは、
プロデューサーであり親友であるYimことPrawith Hanstenとの出会い。
彼の経験とマッチングする姿勢は、現在に至るまでDaynimの作品に影響を与え続けている。
そして、最も有名なレコード会社のひとつであるSmallroom Pop Music Labelと契約し、
2000年代初頭からタイのインディー音楽シーンを別次元に押し上げることに成功した。
彼らにとっては、思いがけないチャンスだった。
しかし残念なことに、契約から間もなくしてパンデミックが始まり、
タイの政治状況はさらに激しさを増し、タイのアーティストにとって厳しい時代となった。
彼らはSmallroomとの契約を終了し、より大きな、よりリスクの高い目標、
つまり自分たちのバンドと音楽を国際的なレベルまで引き上げることを目指すことにした。