バンコクのトンローにあるライブバー「Speakerbox」が8/24を最終日に現住所での営業を終了する。
Credit: Speakerbox
バンコクには生演奏を楽しめるカフェ、バーなどが多くあるが、インディーズバンドが自身の曲を演奏できる場所は極限られている。Speakerboxもそのうちのひとつであった。
※詳しくはこちらの記事参照。
バンコクのなかでは演奏環境が整っており、キャパも100名前後、ポップやロックだけでなく、パンクやハードコア、実験音楽、ノイズなどどんなジャンルでも懐深く受け入れてくれる場所であった。Speakerboxが営業を終了するのは、単に「タイのインディーズバンドが演奏できる場所がひとつなくなる」といったこと以上に、タイインディーズシーンが足踏みする事態まであるのではないかと感じている。
営業終了予定の8/24にはFarewellライブが企画されており、タイのアンダーグラウンド音楽をサポートするメディア「experimentive」主催のもと、Kratom for Peace、Hope the flowers、Pink Guns and Floyd Roses、Faustusが出演する。
Credit: experimentive
現住所での営業は終了するものの、移転先を探しているとのこと。
音楽シーンはライブハウスで生まれ、育ち、強固なものになっていくと筆者は思っており、Speakerboxの早々の復帰を願いつつ、サポートを続けていきたい。