バンコクのスラサックにあるライブバー「JAM」は、30名も入れば満員となるこじんまりとしたライブバーで、ノイズ、エクスペリメンタル、ハードコアなどアンダーグラウンドな音楽イベントを盛んに開催してきた貴重な場所。
バンコクアンダーグラウンドシーンを支えてきた現オーナーによる営業は8/31が最終日となり、9/1より新オーナーによる営業が開始される。
現オーナーのMartin cr:JAM
現オーナーの最終日となる8/31には、現体制としてのラストイベントを開催するとのこと。詳細は追って発表されるという。
同じく、バンコクアンダーグラウンドシーンを支えてきた「Speakerbox」も、8/24に現在の場所での営業を終了し、移転先を探すというニュースがあったばかり。
バンコクには生演奏を聴かせるレストランやバーなどが多数あるが、演奏されている曲は海外やタイの有名曲のコピー・カバーであり、客寄せのためBGM代わりとなっている。インディーズバンドが自分の楽曲を演奏できる場、そのなかでも特にアンダーグラウンドな音楽も受け入れてくれる懐深い場所はとても少ない。
JAMの新オーナーも、現オーナー同様、音楽に理解のあるオーナーだと聞いている。JAMの新しい船出をサポートしていきたい。
※バンコクのライブハウス事情については、こちらの記事参照。