“NAKED” East Asia Tour in Okinawa 2022　

セルビアの首都ベオグラードで2007年に結成されたバンド”NAKED（ネイキッド）”の初の日本公演が那覇で実現！

彼らの音楽は、ジプシー・バイオリン、サックス、クラリネットが、タイトでアップビートなベースとドラム・セクションを伴ってメロディと会話するように響く。
スウィング、ファンク、サイケデリック・ダブ、地中海やアフリカ、東欧の伝統を感じさせるクラシック音楽、ビバップ、オッドリズム、フリージャズなどが自然にクロスオーバーし、グローバルで都会的な感覚と多様性に彩られている。その音楽からは、バルカン半島の土の香りと、不思議な郷愁が感じられるはずだ。

NAKEDというバンド名には、開かれた心、覆い隠された魂という意味が込められている。自由、希望、愛といった観念が、彼ら常に刺激し、伝統的なバルカン、グローバルな都市、スイング、ファンク、ビート、変拍子、フリージャズのユニークなミックスなどをベースに、独自の音楽を創造してきた。

バルカン半島というと、内戦のイメージが今も色濃く残る。
平和だった彼らの幼少期が終わり、10代になると、1991年に内戦が始まり、国が大きく混乱して、彼らの夢や希望は見失われてしまった。エネルギーとアイディアと希望にあふれた15、16歳のティーンエイジャーが内戦中の国で成長することは、とても不思議なことだったという。

それから9年後、再びセルビアへの爆撃が起こる。その時、彼らは20代前半で、バンド活動を続けていた。彼らは、この奇妙な時代に、感情を暗くするのではなく、深く、明るくして、クラシックでありながらジャズっぽく、ピカピカではなく楽観的に、悲しいけれどハッピーに表現し、生き残って共有したいという強い希望を持っていた。

内戦をくぐり抜けた彼らは、4枚のアルバムをリリースし、チリから韓国まで世界中で演奏し、多くのフェスティバルに出演し、世界中の人々をハッピーにしている。

今回、沖縄からはミクスチャーバンド、マルチーズロックと、ガレージパンク・バンドTHE QUESTIONSの出演が決定。那覇とベオグラードを音楽で結ぶ。