【タイ / Thailand】2022年、タイの音楽フェスが本格始動!!

数回の開催延期を経て、ついに今年5月におこなわれたタイの大型野外音楽フェス「CAT EXPO 8」。その後、クラスター感染などの報告はされておらず、成功裏に終わったと見做すことが出来るのかと思う。

【タイ / Thailand】タイの大型野外音楽フェス「CAT EXPO 8」現地からのリポート

 

それが合図となったわけではないが、ここにきて、タイの大型野外フェス開催のアナウンスが続いており、11月12月はほぼ毎週末に音楽フェスの開催が予定されている。

タイの大型野外フェスは11月から2月にかけての乾季に集中している。この時期に集中するのは、年中ずっと暑いタイにおいて、比較的気温が緩やかになり、雨も降らず、野外でのイベントが組みやすいという事情がある。

※タイのフェス事情に関してはこちらを参照

めくるめくタイインディーズの世界第8回「タイの音楽フェス事情」

 

以下、現在までで開催がアナウンスされている音楽フェスをまとめた。

 

11/12(土)~13(日) CAT EXPO ※追記:2022年6月30日

タイの音楽専門ラジオ局「Cat Radio」が仕掛ける大型野外フェス。今回で9回目。本来は去年11月に開催予定であった第8回目が延期され、今年の5月におこなわれたため、今年はCAT EXPOが2回開催されることとなる。

出演は、Cat Radioでかかっている楽曲と同様、メジャーどころからインディーズまで懐の深いラインナップとなっている。他のフェスと大きく違う特徴としては、出演バンド・アーティストやレーベルなどの物販エリアが大きく設けられており、出演者から直接物販を購入できる点。「バンド・アーティストとファンにコミュニケーションの場を」というフェス主催者の想いにより、どんなに無名のバンドだとしても、ちゃんとブースが用意される。

過去、日本からは、deepsea drive machine、the band apart、LOSTAGE、CHUB DU、ATATA、Five New Old、cinema staff、Comeback My Daughtersなど多くのバンドが出演している。

 

11/12(土)~13(日) Bangkok Music City

タイ初のショーケースフェスティバル。初年度の2019年はバンコクの中央郵便局に併設しているアート・カルチャー施設のTCDCを拠点とし、周辺であるジャルンクルン地区にあるミュージックバーを10か所ほど借り上げ、タイでは珍しいサーキットフェス仕立てでイベントをおこなった。海外からも多くの音楽関係者とバンドを招待し盛大に催された。

2020年、2021年と、コロナのため海外からの音楽関係者・バンドを招待できなくなってしまい、タイ国内のバンドのみの出演、および、海外の音楽関係者はオンラインでの参加となった。2022年に関しては、現在、開催のアナウンスだけがされている状態であり、海外の音楽関係者やバンドが招待されるのかは未定となっている。

過去、日本からはdeepsea drive machineなどが出演している。

 

11/19(土)~20(日) Maho Rasop Festival

タイ初のインターナショナルフェス。タイのインディーズ系プロモーターの3社が主催となり、それぞれが得意領域としている欧米・アジア・タイのバンドをブッキングする。今まで2018・2019年と2回開催しているが、2020・2021年は中止となった。

過去、日本からは、Lucie,Too、CHAI、LITE、The fin.、never young beachが出演している。

 

11/26(土)~27(日) VERY Festival

同じくタイのインターナショナルフェス。欧米のバンド(主に有名どころ)をタイに招聘するプロモーターであるVERYが主催。

2019年開催の際は、上記Maho Rasop Festivalと日程が被っており、かつ、顧客ターゲットも開催場所も近しいことから、客が割れて集客が困難であったと考えられる。今年は一週ずらしての開催。

 

12/3(土)~4(日) Post-Gazer

シューゲーザー、マスロックなど、ポストロックとカテゴライズされるタイのバンドが一堂に会するフェス。バンコクから車で3時間ほどのスパンブリー県で開催される予定。タイのポストロックシーンを一通り知ることができるフェスとなっている。

12/10(土)~11(日) Big Mountain Music Festival

規模でいうとタイ最大の野外音楽フェス。バンコクから車で3時間ほどのタイの避暑地「カオヤイ」で開催。

去年は中止となり、以降は開催しないとも受け取れるようなメッセージが主催からアナウンスされていたが、今年の開催が発表された。

過去、日本からは、Five New Old、ROTH BART BARON、Suchmos、EGO-WRAPPIN’、Salyu x Salyu、KAKATO、OAUなどなど多くのバンドが出演している。

 

上記以外にも、まだアナウンスはされていないが、11月にもう二本、フェス開催の情報がはいってきている。

また、上記フェスのうちのいくつかでは日本のバンドの招聘が検討されており、コロナ前のように、タイのフェスで日本のバンドが活躍する姿が観れるかもしれない。

 

2021年は延期やキャンセルが相次ぎ、音楽フェスのない寂しい年となった。2022年になり、巷の音楽イベントもだいぶ増えてきており、ついに音楽フェスもコロナ前のように開催できる日々がやってきそうだ。

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