【タイ / Thailand】バンコクに新たなミュージックスペース「R.E.D.」がオープン

 

2023年10月上旬、タイ・バンコクに新たなライブスペース「R.E.D.」がソフトオープンした (正式オープンは11月1日予定)。

地下鉄「Kamphaeng Phet」駅1番出口より徒歩3分ほどのショッピングモール「Bangsue Junction」(通称「ตึกเเดง」(赤ビル))の7階に位置している。キャパシティーは500人となっており、インディーズが定常的にライブをできる場所としては大き目のスペースとなっている。

 

10月7日におこなわれたMax Jenmanaのニューアルバムリスニングパーティーの様子。R.E.D.での初のイベントとなった。
Credit: R.E.D.

 

タイのプロモーター/イベントオーガナイザーである「Mahaheretonight」が仕掛ける当ライブスペースは、タイのインディーズシーンが盛り上がりを見せるなか、インディーズバンドが自身の曲を演奏できる場所がまだまだ少ないといった事情を懸案し、立ち上げたスペースとなっている。

 

Instagram: https://www.instagram.com/r.e.d_exhibit/

Facebook: https://web.facebook.com/profile.php?id=61550972914352

 

「R.E.D.」が入居しているショッピングモール「Bangsue Junction」はフロアが丸ごと古着マーケットになっていることで有名なビル。1~2階はアンティークや調度品、家具ショップがひしめいており、3~5階は古着ショップが軒を連ねる一大マーケットとなっている。

 

 

11月1日のグランドオープンに向け、今後も続々とライブが予定されており、タイ国外アーティストのライブイベントも計画されている。来年より新企画として、新人バンドをタイ音楽業界向けに紹介するショーケースイベントをおこなっていくとのことで、タイのまだ見ぬ才能を発掘したい人にとっては要注目のイベントとなる。

 

インディーズバンドがライブできる場所が次々と増えているバンコク。タイインディーズシーンがより大きく、より強固になり、良いバンドが継続的に生まれてくるシーンになるよう期待したい。

 

※上記店舗のオープンに伴い、「Bangkok Indies Music Map」を更新した。こちらは、バンコク内の、特にインディーズバンドのライブが見れる場所、音源を購入できる場所などをまとめたMapになっている。バンコクに訪れた際には、当Mapを片手に、タイのインディーズシーンを体験してもらいたい。

 

※今年3月にバンコクにオープンしたライブハウス「Blueprint Livehouse」についてはこちら参照

【タイ / Thailand】バンコクに新たなライブハウス「Blueprint Livehouse」がオープン

 

※今年8月にバンコクにオープンしたミュージックスペース「Noise House Lat Phrao」についてはこちら参照

【タイ / Thailand】バンコクに新たなミュージックスペース「Noise House Lat Phrao」がオープン

 

※バンコクのライブハウス事情についてはこちら参照

めくるめくタイインディーズの世界第7回「タイのライブハウス事情」

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