コザの天ぷら【コツのいらないアジア音楽】VOL.8
「Music Lane Festival Okinawa 2024」開催直前!
#MLFO2024 初心者ガイド

コザの天ぷら8回目。1月の沖縄は日本一早く桜が咲き始める季節。(私の自宅の周りは寒緋桜の鮮やかな濃いピンクの花々が咲き始めました。)今回はMusic Lane Festival Okinawa 2024開催直前ということで、初参加の人に向けてtipsをお届け。会期中、一般チケットで見ることができるのは20(土)と21(日)*19日は関係者のみ。

自分の持っているチケットは何日でしたか?まだの人はこちらからご購入を!新登場アーティストサポートチケットなどチケットの種類も多彩です。チケットが準備できたら、さぁ!会場へ出発しましょう!

1)会場エリアに向かいましょう!

車で参加予定の人は、メイン会場となるミュージックタウン音市場に隣接する立体駐車場コザミュージックタウン駐車場を目指して。音市場を利用すると6時間無料(3階メインホールのホワイエのタイムレジスターに差し込むことをお忘れなく!)。会期中、沖縄アリーナでは琉球ゴールデンキングスの試合があることから試合前後の時間帯は周辺道路の渋滞が見込まれます。時間に余裕をもって移動を。

沖縄県内各地からバスで参加予定の人は胡屋(ゴヤ)バス停下車。琉球バス・沖縄バスなど様々な系統から出ているので、こちらで確認。会場となる7th Heaven Koza付近で下車するので、7th Heaven Kozaの会場位置を確認しつつ、移動します。

沖縄県外から参加の方は那覇空港から、高速バス152番でイオンモール沖縄ライカム下車。その後、コザミュージックタウンまでタクシーが便利。

それ以外の方法だと那覇空港からモノレールで移動し、おもろまち駅下車。その後、おもろまち駅前バス停から系統21のバスに乗車し、コザミュージックタウンの建物を通り過ぎた直後の胡屋(ゴヤ)バス停下車で到着します。

 

2)チケットを交換しましょう!

無事会場に到着しましたか?それではチケットとリストバンドを交換!

チケット引き換えはコザミュージックタウン、1階に設置。チケットとリストバンドを引き換え、タイムテーブルをもらいお目当ての会場へ移動しましょう!(両日要1ドリンクチケット引き換え)

≪ワンポイント1≫

1月の沖縄は最低気温15度、最高気温22度前後。厚手の冬服は不要ですが、屋外サーキットイベントという性質上、天気の急変に備え軽い羽織はあったほうが良さそう。

3階音市場メインホール奥手にロッカーは充分用意されていますので、余計な荷物はロッカーへ。ただし、スーツケースなどを収める大きさのロッカーはないので、自家用車の車内または宿泊ホテルへ事前に預けるのがベター

 

3)会場へ移動しましょう!

今年は出演者&会場も増えたため、見逃さないためには時間配分が重要!会場の位置関係を確認しておきましょう!

メイン会場コザミュージックタウンから一番遠い会場の騒音舎までゆっくり歩いて12~15分ほど。道中の商店街は個性的な店も多いので、街ブラも楽しんで。こちらに会場周辺のおすすめの飲食店にピンをたてたMapを置いておくので、参考にどうぞ。

https://maps.app.goo.gl/nhkFtrjQtEMXZg1L8

≪ワンポイント2≫

コンビニはコザミュージックタウンの隣接1店舗、7th Heaven Koza付近に1店舗。薬局・ドラッグストアはコザミュージックタウンより徒歩3分のバイパス沿い商業施設内にあります。

≪ワンポイント3≫

コザミュージックタウン・Remy’sの建物が面するコザ ゲート通りは、昼と夜では雰囲気がガラッと変わります。夜は外国人が多く行き来しナイトスポットに繰り出すため、かなり異国情緒あふれる雰囲気に。

4)アーティストのステージを思い切り楽しむ!

より沢山のステージを観るため、海外デリゲーツ(音楽関係者)はじめ、お客さんの出入りは演奏中も客席前方・後方関係なくかなり激しめです。

国内ワンマン公演とは大きく雰囲気は異なり、ステージに対する観客の反応も海外ライブに来ているように賑やか。ここは様々な人種やカルチャーが交差する沖縄市コザ。いつもと違う客席の反応も含めてステージを楽しみましょう。

また、海外から参加のデリゲーツは各国へ戻った際にチームメンバーに公演の様子を共有するためスマートフォンで公演中録画することがあります。Music Lane Festival Okinawa 2024は撮影を禁止していません。海外での活躍を目指すアーティストを応援する意味も込めて、ハッシュタグ #MLFO2024 をつけて各種SNSで動画投稿もOK(一部例外あり。当日、会場の指示に従ってくださいね)

忙しなく各会場を行き来する海外デリゲーツの足を留めるほど強烈な印象を残すステージに会期中、必ず1つは出会うことと思います。素晴らしいステージの感動だけでなく、終わった瞬間の観客の興奮も楽しむ、これこそがこのフェスティバル独特の面白さだと思います。熱いパフォーマンスに各々の心が突き動かされ、周りの人々と語らずにはいられなくなり、ついつい話しかけてしまうような、このフェスティバルだからこその面白さを見つけてみてください。

≪ワンポイント4≫

沖縄は日本国内でもめずらしいコーヒー栽培が行われているエリアです。コーヒー愛好家も多く、会場周辺にもこだわりのコーヒーを提供するお店が多くありますので、こまめな休憩やリラックスタイムをとりながらフェスティバルを楽しみましょう。

5)沖縄で頑張るアーティストを見てほしい!

最後に沖縄・アジア・日本が交差するイベントだからこそ、沖縄で頑張るアーティストを是非見てほしい!

最近サクライがみたライブだと、先月12月のLqilqh.とWEST CASTLEの演奏はどちらも粗さは残りながらも、Lqilqh.の歌声は太く艶やかで、ひと聴きすればはっきりとわかるリズムが豊かなR&B。WEST CASTLEはオーディエンスを巻き込みながらのステージ。ダンスとマイクスタンドプレイで歌い、ザ・ エンターテイメントの楽しさを味わえ、2組ともアンコールをしたくなるほどの出来だった。

彼らをはじめ、今回出演するアーティストは自分の表現に苦悩し葛藤しながらも、それをばねにしてここ沖縄でクリエーションを行っているバンド・アーティストの代表だと思っている。

彼女・彼らのパワーに触れ、これを機にみなさん1人ひとりが沖縄のバンド・アーティストの応援団になってくれることを期待しています。

では会場でお会いしましょう!!

筆者紹介

サクライアヤコ:沖縄本島やんばる在住。アジア圏のインディペンデントな音楽を愛聴する、コラム・エッセイスト。

Instagramにて、邦楽アーティストとアジア圏のアーティストのコラボ(コライト)曲に特化した楽曲レビューを不定期更新中 。

現在、Music Lane Festival Okinawa2024の出演者を網羅したミュージックプレイリストを公開中(SpotifyAppleMusic

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